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プロ野球 正力松太郎賞に小久保裕紀監督 特別賞に山本由伸

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ことしのプロ野球に最も貢献した人に贈られる「正力松太郎賞」にソフトバンクを5年ぶりの日本一に導いた小久保裕紀監督が初めて選ばれました。また、特別賞には大リーグ、ドジャースの山本由伸投手が初めて選ばれました。

「正力松太郎賞」は、プロ野球の創設と発展に力を尽くした故・正力松太郎氏をたたえ、毎年、プロ野球に最も貢献した監督や選手などに贈られています。

都内で13日、選考委員会が行われた結果、ソフトバンクの小久保監督が全会一致で初めて選ばれました。

小久保監督はパ・リーグで2年連続21回目の優勝を果たし、クライマックスシリーズを突破したあとに阪神と対戦した日本シリーズではチームを5年ぶりの日本一に導きました。

また、特別賞にはドジャースの山本投手が、こちらも全会一致で初めて選ばれました。

山本投手は、大リーグ2年目の今シーズン、自己最多の12勝をマークし、防御率は2.49でリーグ2位の成績を残しました。

また、ワールドシリーズでは大リーグ記録に並ぶ3勝をあげ、あわせて17回と3分の2イニングを投げて2失点、15奪三振、防御率1.02の活躍で、MVP=最優秀選手に選ばれました。

王貞治さんが語った選考理由は

選考委員を務める王貞治さんは記者会見で小久保監督について「臨機応変な選手起用で大変すばらしい選手たちの能力や最高の成績を引き出した。故障者が多かったが、若い選手たちにチャンスを与えて、シーズン当初と比べてものすごく成長させた。ことしの“小久保采配”からはずいぶんいい勉強をさせてもらった」と述べました。

また、山本投手については「チームに期待され、また、ファンも望むピッチングをしてくれて、『日本野球ここにあり』というような、選手としての意気込みを見せてくれた」とたたえていました。

小久保監督「大変光栄」

「正力松太郎賞」を受賞したソフトバンクの小久保裕紀監督は「名誉ある正力松太郎賞を受賞させていただくことを大変光栄に思います。ことしこそは頂点まで登りきるという思いでシーズンに入り、選手たちはそれぞれの役割を理解し、最後まで勝利を信じて戦い抜いてくれました。その姿勢こそが、今回の受賞につながった最大の要因だと思っております。これからも福岡の皆さま、そして全国のホークスファンに誇りに思っていただけるチーム作りを続けて参ります」と球団を通してコメントしています。

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