国の事業を公開の場で検証する政府の「秋のレビュー」が始まり、重要鉱物の開発支援を目的とした基金について、半分以上の使いみちが決まっていないことから、事業化の後押しに力を入れるべきだという指摘が出されました。
政府の行政改革推進会議が、有識者を交えて国の事業を公開の場で検証する「秋のレビュー」が13日から始まりました。
この中で、リチウムやレアアースなど重要鉱物の安定供給に向けて、事業者の開発費用を支援する目的で経済産業省が3年前に設けた、1000億円余りの基金が対象になりました。
この基金は、まだ半分以上の使いみちが決まっていないということで、有識者からは、開発を行う事業者と、重要鉱物を使用する産業との連携を促すなど、事業化の後押しに力を入れるべきだという指摘が出されました。
「秋のレビュー」は、14日まで行われます。
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